伝統芸能 継承誓い 岩崎鬼剣舞スポ少が舞初め 岩手・北上
北上市の岩崎鬼剣舞スポーツ少年団の舞初めは13日、同市和賀町のいわさき小学校体育館で行われた。所属する小中学生をはじめ、県立北上翔南高校鬼剣舞部の部員が力強い演舞を繰り広げ、郷土芸能継承とさらなる精進を誓った。 同団は1969年に設立。市内外の小学生と中学生55人が所属し、同体育館で毎週金曜日に練習に励み、地域の伝統芸能を継承している。 舞初めには団員46人と同部の部員24人が参加。開会式で、同スポ少育成会の門屋龍一会長は「皆さんが舞で大地を踏みしめることで、悪霊や疫病を鎮めることができる。元気よく舞ってほしい」とあいさつした。 保護者や学校関係者が見守る中、小中学生による「一番庭」で幕開け。中学生の「八人加護」に続き、同高鬼剣舞部が「三番庭の狂い」など5演目を披露し、会場を沸かせた。