「戻ってきたことが全てではない」娘が急性白血病のJリーガーが復帰 10カ月ぶりのピッチに
DF砂森和也、急性白血病と診断された長女を看病
明治安田J3第2節最終日は3日、奈良市のロートフィールド奈良などで3試合を行い、AC長野は奈良と1―1で引き分けた。今季初勝利はならず、開幕からのアウェー2連戦を1分け1敗の勝ち点1で終えた。 【写真】娘の看病のため活動を休止していた砂森和也
急性白血病と診断された長女を看病するため、昨年6月から10月まで活動を休止した砂森が同5月3日以来のリーグ戦出場を果たした。
後半32分、近藤に代わってピッチに入ると、三田からキャプテンマークを受け取った。左サイドからクロスを入れるなど持ち味を出したが、勝ち点3はつかめず「結果に結びつけたかった」。今季は副キャプテンも務める33歳は「戻ってきたことが全てではない。ピッチに立ってチームに貢献したい」と活躍を誓っていた。