「リーゼントボクサー」和氣慎吾が2回TKO勝利「世界チャンピオンになることまだまだ諦めていません」
◆プロボクシング 「フェニックスバトル115&ふじの国PROFESSIONAL BOXING5」 ▽スーパーバンタム級(55・3キロ以下)8回戦 〇和氣慎吾(TKO2回53秒)プラティップ・チンラム●(14日、東京・後楽園ホール) 東洋太平洋スーパーバンタム級11位、日本同級10位の和氣慎吾(FLARE山上)がセミファイナルでプラティップ・チンラム(タイ)と対戦した。プロ41戦目のベテランは2回に2度のダウンを奪い、レフェリーが試合を止めた。 リーゼントが代名詞のこわもてらしく、この日も積極的に仕掛けた。和氣は大声援に「硬かった。いいとこ見せようって」と振り返る。それでも快勝し、「世界チャンピオンになることまだまだ諦めていません。諦めたときがリングを下りるとき」と宣言した。 戦績は36歳の和氣が31勝(22KO)8敗2分け、24歳のチンラムが8勝(3KO)7敗。 東洋太平洋王座を5度防衛し、16年7月にはIBF世界同級王座決定戦も経験した和氣。「昔より今の方が手応えがある。引き出しも増えた」。今後は再び世界へ挑戦するため、東洋太平洋や日本王座など地域タイトルを狙う。
報知新聞社