3回、逆転3ランを放ちポーズするレイエス（撮影・高橋　茂夫）

　◇パ・リーグ　日本ハム7－3楽天（2024年9月20日　エスコンF） 　日本ハムは、レイエスの逆転22号3ランを含む2本塁打6打点の大活躍で3連勝。投げては先発のバーヘイゲンが5回3失点と粘り強い投球で今季2勝目をマークした。この勝利で6年ぶりに70勝に到達。8年ぶりとなる今季最多貯金17となった。最短22日に18年以来となるクライマックスシリーズ（CS）進出が決まる。 【写真】＜日・楽21＞7回、3ランを放ちベンチの選手らと喜び合うレイエス 　2発6打点の大活躍だったレイエスはお立ち台で開口一番「レッツゴー」の3連発。 　1―2の3回1死一、二塁で2戦連発となる逆転22号3ランを放った。「1打席目は消極敵だった。冷静にストライクゾーンに来たら振り抜こうと思っていた。完璧な1発だったし、ファンの笑顔みたいと思って打席に入っているので凄くよかった」と振り返った。 　そして試合のトドメを刺した7回の1発。4―3の7回1死一、二塁のチャンスで楽天4番手・藤平の初球を強振すると、打った瞬間に本塁打確信。この試合2発目の3ランを放った。ベンチに帰ると仲間たちが「ヤバいね！」と連呼していたことを明かした。 　8月は8発、9月も7発と絶好調なレイエス。その要因は楽しむ心だという。「毎日野球少年のように楽しんでいるだけです」と説明した。 　最短で22日にCS進出が決まるがレイエスは、その先も見据えていた、「1試合、1試合も大事ですが、その先の日本シリーズを勝つことを目標にしてます」と意気込んで、お立ち台を締めた。