プレッシャーに強くなるための方法とは?「仕事もギャンブルも最後にものをいうのは精神力」【じゃいの人生は最高のギャンブルだ】第97回
そういう人はどうしたらプレッシャーに打ち勝つことができるのか。矛盾した言い方かもしれませんが、「プレッシャーを感じないこと」だと思います。 例えば競馬も予想が当たらない日が続くことがあります。僕は予想を発信しているのもあって、周りやネットで色々言われたりします。 直接言われなくても、「また当たらなかった」と思われてるんだろう、ということは容易に想像できます。 でもね、そんなもんは関係ないんです。 自分がどう思われようが、そんなことはどうでもいいんです。周りの目なんて気にする必要はないんです。 気にするのは自分の目です。 自分が正しいと思っているならそれを貫けばいいし、結果が出せないならもっと努力をすればいいのです。 「人の話を聞くな!」ということではありません。他人のアドバイスや意見に耳を傾けることは必要なことです。大事なのはそれを聞いた上でどうするかを自分で決めることです。 鵜呑みにするだけでは何も成長できません。鵜呑みにして失敗したり、結果が出なかった時、人は人のせいにします。 人のせいにばかりしている人は決して勝者にはなれないです。すべての失敗を自分の糧にしないと人は成長しません。 自分がプレッシャーに押し潰されている、プレッシャーに弱いと分かっているなら、そのプレッシャーを無くしてしまえばいいと思うんです。 ゼロにはならないかもしれないけど、プレッシャーを軽減するところから始めてみてはいかがでしょう? たとえば、プレッシャーを感じる前に、いい意味で諦めるんです。 「自分のことなんか誰も期待してない」って。 実際、自分が思っているよりも、周りは自分のことなんて気にしてないんですよね。自分の失敗なんて周りはすぐに忘れてしまいます。 そして、成功したら今までの失敗なんて帳消しになる。そう自分に言い聞かせてみましょう。少しはプレッシャーから解放されるのではないかと思います。 SNSが普及し、四六時中誰かと繋がっているようなこの時代には鈍感力も必要です。自信がなくたって、堂々としてればいいのです。そうしていれば、いつか「あの人はプレッシャーに強い」と言われるようになるでしょう。 ☆じゃいさんに相談したい悩み事を募集します! ペンネーム・性別、相談に必要な情報(年齢や職業など)があればそれも明記し、以下アドレスまで相談内容をメールでお送りください。じゃいさんが「ギャンブル的思考」でアドバイスします! 【jay_sodan@shueisha.co.jp】まで! じゃい1972年生まれ、神奈川県出身。97年にお笑いトリオ「インスタントジョンソン」を結成し、ネタ作りを担当。芸能界随一のギャンブラーとして知られ、過去には9370万円の馬券を的中させたことも。『稼ぐメンタル ギャンブルで勝ち続ける「ブレない」心の作 構成・撮影/キンマサタカ