工事現場の穴に 自転車の高齢男性が転落 鎖骨骨折など重傷 誘導員が一時離れていた 大阪市
大阪市水道局は、自転車に乗って犬の散歩をしていた通行人の高齢男性が10日昼、大阪市西成区の水道管の工事現場で、穴に転落して大けがをしたと発表しました。 市によりますと10日午前11時45分ごろ、西成区千本北1丁目で、自転車に乗って犬の散歩をしていた男性が老朽化した水道管の入れ替え工事で掘削されていた穴(長さ約4メートル、幅約90センチ、深さ約1.2メートル)に転落したということです。 穴付近に交通誘導員が立っているはずでしたが、事故が起きた時は一時的に持ち場を離れていたということです。 男性は鎖骨が折れるなどの重傷を負いました。 市水道局はほぼ2年をかけて周囲の水道管入れ替え工事を実施している最中で、施工業者が配置した交通誘導員が当時、現場を離れたことで男性が穴に転落してしまったことを問題視。 「こうした事故が起こらないよう、改めて施工業者に安全管理に対する指導を行い、事故防止に取り組む」としています。
ABCテレビ