「完璧主義」な31歳サマスタプロが見せたキレキレなバックポーズ 「分刻みスケジュール」が心地よい
目標を決め、計画を立てたが、どんどん進行が遅れてついにはやめてしまう……。こんな経験をしたことがある人も少なくないのではないだろうか。現在サマー・スタイル・アワードでPROとして活躍する岩谷美保子(いわや・みほこ/31)さんは、「決めたことを完遂するまで絶対寝ない」ほどの完璧主義者。現在5歳と7歳の子どもがいる岩谷さんは、寝かしつけ後に「その日のメニューが終わっていないから」と夜中12時からジムに行くこともあったという。 【大会写真】岩谷美保子さんの「キレキレ」背中&バックポーズ
緩めようとしてもやってしまう……「完璧主義者」
岩谷さんは分刻みで1日のスケジュールを決め、その通りに動かないと気が済まない「完璧主義」な性格。 「1日のスケジュールを決めたら、それ通りに動かないと気持ち悪いんですよね(笑)。それだけでなく、トレーニングや食事のメニューもトレーナーさんの指示通りに完璧にやるようにしています」 徹底的にやり切るスタイルの裏側には、ある思いが。 「仮に妥協して中途半端にメニューをこなして負けてしまったときに、『これを完璧にしていれば……』という後悔を1ミリも残したくない、という気持ちが一番大きいんです。負ける要因を作りたくないというか。決めたことを完遂した上で負けてしまっても、今後の課題のみで悔いは残らないので」 「子どもを寝かしつけたあと、その日やるべきだったメニューが終わっていなくて夜中12時過ぎにジムへ行くこともありました(笑)。やるべきノルマを残したまま寝られないので。周りには『もっと寝なきゃだよ』と良く言われるのですが……」 ただ、特に子育てなどはスケジュール通りに進みづらいもの。「完璧主義」がゆえに無理をしすぎる岩谷さんを周りは心配するように。 「やはり疲労の面や周りからの言葉を参考にして、昨年は『完璧主義にやりすぎる点』を和らげるよう意識していたんです。完璧にやらないように努力する、というか(笑)」 「ただ、『こんなに怠けている私』のことがとてもイヤになってきたんですよね。抜く期間を設けることも大事ですが、今は減量期だけこの完璧主義スイッチを入れて、一年を通してメリハリのある生活をやっていこうと思います」