憂鬱な梅雨ガーデンにさようなら!6月の庭に美しい花咲く宿根草【厳選7種】きらめく梅雨ガーデニング
6月のガーデンを彩る「美しい宿根草」4選
●ミヤコワスレ ・学名:Miyamayomena ・科名・属名:キク科ミヤマヨメナ属 ミヤコワスレは4~6月まで開花する宿根草。ピンクやホワイト、パープルの小花が美しく、草丈は低めなので他の植物の株元や花壇の手前に植えてみるのもよいでしょう。 植えっぱなしで育てられるほどの強健種ですが、暑さにやや弱い特徴があります。半日陰程度の涼しい場所で育てるようにしましょう。 ※参考価格:500~1000円前後(3号ポット苗) ●モナルダ ・学名:Monarda ・科名・属名:シソ科ヤグルマハッカ属 燃え上がる炎のように情熱的な花姿が美しいモナルダ。夏ガーデン向きのレッドカラーがおすすめですが、他にはピンクやホワイトなどの花色もあります。 品種によっては一年草扱いにされることもありますが、翌年以降も開花が楽しめる品種もあります。 ※参考価格:500~800円前後(3号ポット苗) ●宿根リナリア ・学名:Linaria ・科名・属名:オオバコ科ウンラン属 スッと伸びた茎と美しい花穂が特徴的な宿根リナリア。ホワイトやピンク、パープルの花は清々しく、ナチュラルガーデンにもおすすめです。水はけのよい土に植えて、風通しのよい場所で管理しましょう。 ※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗) ●アストランティア ・学名:Astrantia major ・科名・属名:セリ科アストランティア属 美しい小花が特徴的なアストランティアは、ナチュラルガーデンにおすすめの多年草。ホワイトやピンク、パープルの花色がガーデンを可愛らしく彩ります。 冬は地上部が枯れて越冬しますが、春が近づくにつれて新しい葉が生えてきます。涼しい場所のほうが育てやすいので、夏の管理には注意しましょう。 ※参考価格:800~1000円前後(3号ポット苗)
まとめにかえて
今回は、6月のガーデンにおすすめの宿根草を紹介しました。 長雨に弱い植物は、あらかじめ鉢で育てるようにすれば、軒下など雨が避けられる場所に移動することができます。 地植えにすると根域が広がる分、株が旺盛に生長しますが、梅雨や真夏の管理のことも考えて、鉢植えか地植えの選択をすることも大切です。 お世話のしやすい方法を見つけて、梅雨のガーデニングを楽しんでくださいね。
【ガーデニング豆知識】宿根草・多年草・一年草の違いとは?
さいごに、宿根草と、多年草・一年草の違いも整理しておきましょう。 ・一年草:発芽からタネができるまでのサイクルがワンシーズンで完結する植物 ・多年草:開花後も生長を続け、翌年以降も開花が楽しめる植物。常緑性と落葉性がある ・宿根草:落葉性の多年草を特に区別して「宿根草」と呼ぶことがある。開花後地上部分の茎や葉が枯れ、根は生きたまま休眠する。
LIMO編集部