【6戦無敗が途切れたJ1名古屋。リーグタイトルのために必要なものとは(2)】中谷ら移籍で再編された守備陣は三國の成長など手ごたえ。「堅守の名古屋」という積み重ね
攻撃陣の活性化、得点力アップが求められる名古屋グランパスだが、守備の再構築についてはある程度、順調に進みつつあると言っていいかもしれない。 ■【動画】名古屋が誇る期待のドリブラー、倍井謙。そのキレキレドリブル映像!■ ご存じの通り、名古屋は昨季までディフェンスラインを統率していた中谷進之介がガンバ大阪へ移籍。2024年元日のタイ戦で日本代表デビューを果たした成長株・藤井陽也もコルトレイクへ赴き、ベテラン・丸山祐市も川崎フロンターレに新天地を見出した。 昨季から試合に出ている残留組が野上結貴と河面旺成だけとなれば、やはり補強はマスト。そこで、クラブは韓国人DFハ・チャンレを獲得。さらにはアビスパ福岡から三國ケネディエブス、ヴァンフォーレ甲府から井上詩音をそれぞれ補強し、さらに内田宅哉や吉田温紀も最終ラインで起用するといった策を講じ、再編を進めてきたのだ。 しかしながら、2月23日の今季開幕・鹿島アントラーズ戦で三國と井上がチャヴリッチの2点目のシーンで被ってしまうなど、連携不足を露呈。0-3で完敗という最悪のスタートを強いられた。ハ・チャンレが戻ってきた町田ゼルビア、アルビレックス新潟に0-1で敗れ、「今年は守り切れない」という印象が拭えなかった。
■長谷川監督が指摘したものとは
だが、長谷川健太監督は初戦でミスを犯した三國を重用。「育てながら使う」ということを実践してきた。 「開幕戦があの出来だったので、あれ以上ひどいプレーはないと思いますし、『これ以上、下はないな』って思ってたので、もう切り替えて、前だけ向いて、ミスも恐れないでやり切ろうと割り切ってやるようになってからは、プレーが本当によくなったかなと思います。 監督からは『ミスした時にプレーが悪くなる』と言われたので、まずは集中して下を向かず、ミスはいったん忘れてやるようになりました」と三國は神妙な面持ちで語っていた。指揮官が背中を押してくれたことで、自信と経験を重ね、安定したプレーを出せるようになっていったのだろう。 4月28日の浦和レッズ戦も、長谷川監督は「ハ・チャンレが出場停止ということで、チアゴ・サンタナを抑えるためにはケネしかいないな」と3バックの中央に抜擢。相手エースに決定的な仕事をさせなかった。 「こちらの期待通り、しっかりとプレーして、つなぎの部分も広角にうまくさばいてくれた。開幕からは信じられないくらい安心して見ていられるようになった」と指揮官も絶賛していたが、彼がハ・チャンレとともに最終ラインを担えるようになったことは非常に大きなポイントだろう。
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