「仕事柄、当然のこと」…水難事故の連絡受け漁船で海へ、空気の抜けたゴムボートにつかまり溺れかけていた男性を見つけて救助 漁師の男性に感謝状
志布志警察署は28日、水難事故の遭難者の捜索救助に参加し、人命救助活動に貢献したとして、志布志市志布志の漁師、若松幸美さん(70)に署長感謝状を贈った。 同署などによると、若松さんは、同市志布志町夏井沖で8月3日午前に発生した水難事故で、捜索中の警察官から協力を依頼され、所有している漁船で捜索。ダグリ岬沖の海上で、空気の抜けたゴムボートにつかまり、溺れかけていた30代男性を発見して救助した。 同署で木下雄一署長から感謝状を受け取った若松さんは、「仕事柄、これまでも海難救助に協力してきた。お互いさまの気持ちで当然のこと」と話した。
南日本新聞 | 鹿児島