田口淳之介、40歳の抱負は「皆さんの前に立てるように」 監督から新作映画への公開オファーも
相馬雄太監督「田口さんの演技って人を元気に、幸せにする力がある」
元KAT-TUNの田口淳之介が3日、都内で行われた映画『僕のなかのブラウニー』の初日舞台あいさつに登壇した。新年早々の公開にからめて、2025年の抱負などを語った。 【写真】小顔際立つ抜群スタイル 田口淳之介の全身ショット 田口は、2016年にKAT-TUNを脱退およびジャニーズ事務所を退社。19年に大麻取締法違反の疑いで逮捕され、懲役6か月・執行猶予2年の判決を言い渡された。ミュージシャン、麻雀プロ、ポーカープレイヤー、俳優などとして多分野で活動し、24年1月16日に自身がプロデュースするビストロカフェ・レストラン「Junno’s Table」を都内にオープン。同年8月にイケメンカフェにリニューアルするもふるわず、12月30日に閉店。紆余曲折を経て今回、約23年ぶりに映画出演を果たした。 11月29日生まれで、現在39歳の田口は、今年の抱負をたずねられて「2024年はものすごく色々新しいことに挑戦してきた。なので、2025年、今までやってきたものをしっかり練り直して、来年40歳になるので、そこに向けて、この1年間を使って。こうやって映画に出演させていただくこともできたので、演技のほうだったり、映像もそうですし、舞台もそう。色々皆さんの前に立てるように活動を続けていきたいです」と語った。 他方、相馬雄太監督は田口にオファーしたきっかけに言及。「実を言いますと、僕、数年前に、ちょっと軽度なパニック障害にかかったことがありまして。心の病気にかかったもんだから、ご飯があんまり食べられなかったんですね」と告白。「そのときに、たまたま、DVDで『リーガルハイ』(フジテレビ系)を見たんです。田口さんは蘭丸という役でご出演されていた。その蘭丸というキャラクターがですね、すっごいおいしそうにご飯を食べるんですよ。こっちまで食欲がわいてきて、気持ちもすごく晴れやかになってきた。それ以来、田口さんの演技をずっと見てるんですけど、田口さんの演技って人を元気に、幸せにする力があると思っている」と語った。田口は「それは知らなかったです! 初めてです。嬉しいです」と笑顔を見せた。 相馬監督はさらに「映画をがんばる年にしたいと思っている」と言い、「個人的に強い興味、関心があるのは埼玉県のクルド人問題。色んな思いがあって、これを映画にしたいという気持ちがある。計画、構想を練って、今年中に1本作りたいなという思いがある。ぜひそのとき田口さんに出ていただきたいです」と公開オファー。会場から拍手を受けた田口は「こんな風にオファー来るんですね」と満面の笑みを浮かべた。 同舞台あいさつには、平野絢規、天海塁も出席した。 『僕のなかのブラウニー』は震災復興を題材としたヒューマンドラマ。映画『明日の記憶』(2006年)にて、第30回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した三浦有為子氏が脚本を担当。震災で妹を失った1人の小学生の少年・森本和樹(平野)とその父親が、どう現実に向き合い、今を生きていくのか……。同親子の姿を温かい眼差しで描く。田口は、周囲になじめない主人公を助けるキーパーソン・和泉大輔を演じた。
ENCOUNT編集部