井上尚弥戦で話題のロバート山本博「僕が抜けたら東日本のボクシングは…」インスペクターで参加
お笑いトリオ、ロバート山本博(45)は12日、TBS系「アッコにおまかせ!」(日曜午前11時45分)にVTR出演し、今月6日のボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者井上尚弥とルイス・ネリ戦で、裏方として試合を支えたことについて語った。 山本は今年2月に自身のX(旧ツイッター)で、JBCのインスペクター(試合進行)のライセンスを取得したことを公表。井上VSネリ戦では、井上の入場をサポートするなど裏方として世紀の一戦に携わり、試合後には、Xでは「ロバート山本」がトレンド入りする現象が起きていた。 番組では山本へのインタビューをVTRで紹介。この中で山本は「日本ボクシングコミッションという団体があり、そこのインスペクターというお仕事をさせてもらっている。れっきとした仕事で?そうです」と、あらためて明かした。「世界戦のインスペクターは何回もやっているので、初めてバレたという感じ。そのくらい、尚弥くんの試合の注目度がすごいということ」とも振り返った。 山本は2014年にプロデビューし、選手としてボクシングの試合に出場経験があり、トレーナーライセンスも取得ずみだと明かし「後楽園ホールに結構通っていて、『こんなに来ているんだったら手伝ってくれ』といわれた」といい「入ってみたら、裏でこんなにやっていただいていたんだと思って。それを意識していなかった自分を悔いてしまい、インスペクターからやろうと思った」と述べた。「完全に芸人のコメントじゃないですね」とインタビュアーに問われると「一切ないです。後楽園ホールで歯を見せたことはない」とまじめな表情で答えた。 芸人の仕事にも少なからず影響が出ているとし「ボクシングの興行の(日程の)方が早く決まっていく。僕が担当に入れられたら、そこに芸人の仕事が入ったからといってはがすわけにいかない。正直、僕が抜けたら東日本のボクシングは回らないですからね、絶対」と口にした。「芸人は続けるんですか?」の問いには「当たり前じゃないですか!それはそれでやります」と述べつつ、今後は試合を採点するジャッジの資格を目指すことも紹介された。