「対戦相手と同じチームで戦うのが楽しい」 アメリカ代表のジェイソン・テイタム、ライバルとの共闘に胸を躍らせる
昨季自身初の優勝を成し遂げたばかりのジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)は、今度はアメリカ代表の一員としてオリンピックでの金メダル獲得を目指す。豪華メンバーで挑むパリ五輪に向け、「誰が先発するのか、平均何点取るのかは問題じゃない。重要なのは、金メダルを持って帰ってくること」と優勝を第一にプレイすることを誓っている。 「そういうマインドセットを持つべく、自分が少し変わらなければならないことを理解している仲間たちだ。もちろん、自分であることに変わりはない。でも僕たち全員が、勝つためには必要なことを少しずつ変えていかなければならないんだ」 そうした自己犠牲が優勝のカギと考えるテイタムは、一方でリーグでは互いに切磋琢磨するライバルたちと共に戦えるチャンスを楽しみにしているという。 「ジョエル(エンビード/フィラデルフィア・76ers)は素晴らしい友人だ。レギュラーシーズンやプレイオフでたくさん戦ってきたけど、そうした対戦相手と同じチームで戦うのが楽しいのさ。コーチたちもそうだ。何度も対戦したスポー(エリック・スポールストラHC/マイアミ・ヒート)と同じチームにいられるのもいいね。スティーブ・カー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)やT-Lue(タロン・ルーHC/ロサンゼルス・クリッパーズ)もそう。チームUSAのユニークでクールなところは、いつもは戦わなければいけない相手と一緒になって何か特別なことをしようとすることなんだ」 テイタムは2021年に開催された東京オリンピックにも出場し、平均15.2点、3.3リバウンド、1.2アシスト、1.2ブロックをマークしてアメリカの金メダル獲得に貢献した。パリの地で、自身2つ目の五輪金メダルを手にすることはできるか。
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