【菊花賞馬体診断】コスモキュランダ
「菊花賞・G1」(20日、京都) 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をS~C評価しました。週末の予想にお役立てください。 【馬体診断】牡馬クラシック3冠最終戦・菊花賞の有力馬をチェック 【コスモキュランダ B】 数字的にも500キロ超えで、見た目もそれにふさわしい迫力。全体的な張りがあって力強いシルエット。表情もキツくなった感じには見えず、状態と気配は相当に良さそうだ。位置は高くないが、たくましい首差しで分厚いつくり。つなぎはバランス的に短くは見えないものの、筋肉量が豊富でがっちりと固まったように映るのが特徴的。父アルアインに酷似した体形で、今春との比較でより近づいてきている印象だ。3000メートルに距離が延びるここはペースと枠順次第という部分が強くなる。 (馬サブロー美浦・石堂道生) 〈1週前追い切り診断〉美浦Wで5F68秒0-38秒1-12秒1(馬なり)。直線は脚力の違いを見せつけるように抜け出して2馬身の先着。メリハリを利かせた乗り込みで、肌もピカピカ。順調に仕上がっている。