実写『シティーハンター』鈴木亮平、上京時に新宿で伝言板探し 思い募らせたどり着いた“大人な冴羽リョウ”役
体型だけでなく「あごの輪郭線」郭にまでこだわる肉体改造や、海外での実銃訓練、ミニクーパーを運転するためにマニュアル免許を取得するなど、全力を注いで撮影に臨んだ鈴木。40代にさしかかってからのリョウ役となったが「リョウの年齢については、原作で『30歳なのか40歳なのかわからない』というようなセリフがあるんですよ。僕は30歳くらいなのかなと思って読んでいました。でも自分が30歳のときだったら、こういう大人な冴羽リョウはできなかったかもしれません」と告白。
また神谷とのシネマトゥデイにおける対談でも「シリアスだけでもダメだし、コミカルだけでもダメ、色気も少しないとダメ。今までやってきたものがすべて必要だったなと思います。その意味で、ある程度年齢を重ねないと表現できない人物だったのかな」と、まさに満を持してのタイミングだったことを明かしている。(※冴羽リョウの「リョウ」は正式には漢字・けものへんに寮のうかんむりなし)(編集部・入倉功一)