大阪ダブル選 当選の維新・松井氏、吉村氏が会見(全文11完)
弁護士業務の上で、やしきたかじん氏の妻とのやり取りについて
大阪スポーツ:たかじんさんの奥さんと、何か選挙が始まってからやり取りしたっていうことってありますか。 吉村:弁護士業務に関することはお答えできないんですけれども、そんなのは全然ないですね。 大阪スポーツ:解任請求はされたという認識でいいんですかね。 吉村:ですので、この場で弁護士業務に言うことは、特にはないです。 大阪スポーツ:分かりました。ありがとうございます。 司会:続きまして、はい、どうぞ。
選挙戦、「勝てる」と思った瞬間は?
毎日放送:毎日放送のアオヤギです。吉村さんにちょっとお伺いしたいんですけども、この選挙戦を通じて、柳本さんも非常に都構想について知名度も上げられたと思うんですけど、ご自身の中で勝てると思ったその瞬間というのはどこかにあったんでしょうか。 吉村:いや、最後の最後までないです。最後の最後まで本当にこれは分からないなと思ってましたね。やっぱり相手の候補の方も頭脳明晰な方ですし、それは本当に難しい戦いだなというのは最後の最後まで思ってました。 毎日放送:結果的にその方は、もちろん票が開ききってないんで分からないんですけども、これだけ早く当選を確実にできたということは、おそらく大きな差が開いているかと思うんですけども、これだけの差を付けて勝つことができた、ご自身の中での要因というのは、柳本さんをかわすことがというか、勝つことができた勝因というのはどのように思ってらっしゃるんですか。 吉村:これは大きい中で、これまでのその4年間の橋下市政の実績、改革でやってきたこと、それから府市一体で知事もやられてきたこと、今回ダブル選挙ですんで、一緒に選ぶということになりますから、そこの一体の評価というのが大阪市内で非常に高かったというのが大きな原因なのかなというふうに思ってます。だから維新の会がやってきたことを評価していただける方が多いということ、これが一番大きいのかなと。私自身無名なところからスタートしてますんで、そうじゃないとなかなか説明がつきにくいところもありますんで、新たな、今よりも「日本を良くしてね」、「大阪を良くしてね」という声も多かったですから、そこの期待というか、そういうのも強いと思いますんで、僕自身は本当に責任感を持って、身の引き締まる思いでやっていきたいと思ってます。 毎日放送:松井さんにお伺いしたいんですけども、吉村さんのいわばサポートに入るという形でほぼ選挙戦、府知事選ではあるんですけども、大阪市を主戦場に回られたと思うんですけども、やはり勝負を決するのは大阪市の票なんだという思いはあったんでしょうか。 松井:これは二人で勝たしてもらわないと、大阪、橋下・松井でやってきた成長戦略、改革が進みませんから。僕はもう、僕一人ということはあり得ないと最初から思ってましたんでね。だから、逆にもう二人セットじゃなければ、二人落選のほうを、それは覚悟を決めてやってますよ。要はセットでしていただいて、初めてねじれがなくなって、初めて今までやってきた、橋下・松井でやってきた成長戦略、改革を続行できるんです。これは全く1勝1敗では意味がない、そう思ってやってました。 毎日放送:ありがとうございました。 司会:その後ろの方。