レンタカーを借りたら燃費が悪すぎてびっくり!走行距離を見たら「8万キロ」でしたが、平均的なのでしょうか?
「自家用車を持っていない」「自家用車だと全員が乗れない」といった理由で、旅行シーンなどにレンタカーを利用する方は珍しくありません。また遠方に出掛けて、現地でレンタカーを借りるケースもあるでしょう。 今回は、レンタカーの年間走行距離の平均や利用する際の注意点を解説します。 ▼ガソリンスタンドで「タイヤが消耗していて交換しないと危険」と言われた! すぐに換えるべき? 交換時期の目安についても解説
レンタカーの年間走行距離はどれくらい?
乗用車レンタカーの年間平均走行距離はおよそ2万kmといわれ、都市部では3万km~4万kmに及ぶこともあるようです。今回のケースでは8万kmのため、ひんぱんに使用されている車であれば、2年~4年前に入手した可能性があります。 一般的に、車の寿命は走行距離10万km以上が目安といわれており、燃費性能を十分に発揮するためには適切なメンテナンスが必要です。レンタカーのガソリン代は自己負担が基本のため、燃費性能は重要な要素といえますが、燃費の悪さは走行距離だけで説明できるものではありません。 ガソリン車とハイブリッド車では燃費性能が異なりますし、車種ごとに差はあるものです。利用時の燃費を重視するのであれば、走行距離よりも燃費性能の高い車種に注目するとよいでしょう。
レンタカーを借りる際の注意点
ここからは、レンタカーを利用する際の注意点を紹介します。ムダな費用をかけないためにも、以下の点には気を付けましょう。 ■傷の有無を確認する レンタカーを返却する際に新たな傷が見つかると、損害賠償を請求される可能性があります。このとき注意したいのは、自分が付けていない傷で請求されるケースです。 例えば過去に利用者が付けた傷をレンタカーの営業所スタッフが見落とし、新しい傷と認識される場合があります。自分が付けていない傷に対して損害賠償が請求される事態を回避するためにも、車を受け取った際には車両全体を確認し、重大な傷や汚れがあれば事前に報告しておきましょう。 ■車の大きさを確認する 普段あまり車に乗らない方や、初めての車種に挑戦する場合、細い路地や駐車時に車をぶつけてしまう可能性があります。例えば軽自動車の運転に慣れている方がミニバンのような大型乗用車を運転すると、運転感覚の違いから事故を起こす可能性が高くなります。 レンタカーを借りる際は、乗り慣れた車種または運転しやすい小型車を選び、事故のリスクを減らしましょう。また機械式立体駐車場では車高制限を155cmに設定されているところもあるため、ワゴンやミニバンなど車高の高いモデルを利用する際は注意が必要です。 ■近隣のガソリンスタンドを確認しておく レンタカーは借りたときと同じガソリン残量で返却するのが基本です。例えば満タンで貸し出された場合、返却時も満タンにしておく必要があります。スケジュールによっては返却の時間がギリギリになってしまうこともあるため、事前に近隣のガソリンスタンドを調べておいたほうがよいでしょう。 ガソリンが不足したり、返却時間を超過したりすると追加料金が発生するケースがほとんどです。渋滞に巻き込まれる可能性もあるため、レンタルのスケジュールは余裕を持っておくのがおすすめです。
レンタカーは信頼できるところで利用しよう
レンタカーは1年に2万km~4万km程度走るといわれるため、8万km走行した車にあたっても不思議ではありません。一般的に車は10万kmあたりが買い換えの目安といわれるため、基本性能が極端に劣ることはないでしょう。 ただし、運転開始時に違和感があったり異音が聞こえたりした場合には、安全のためにレンタカーの営業所に相談することをおすすめします。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部
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