【W杯メンバー発表 ザッケローニ監督会見速報(3)】香川については?
常にポジティブな気持ちで戦ってほしい
質問「アジア1の成績をブラジルで残していきたい」 監督「そういった比較の仕方はしていない。ブラジルでこのクオリティをピッチで表現することを考えている。そのためにはフィジカルコンディションが大切。それが伴えばいい戦いができると思う」 質問「23人にはどのような気持ちで臨んでほしいか。監督自身にとってワールドカップはどのような存在?」 監督「自分が夢をみるのは目をつぶったときだけ。監督としては目の前にあることを把握していかなければならない。選手たちには、常にポジティブな気持ちをもっていてほしい。この4年間もコンフェデ以外は結果を残してきている。時に格上と呼ばれる所とも良い戦いをした時もある。これまで信じてきたサッカーをブラッシュアップしていこうという気持ちをもってほしい。最高のチームが手元にあるという思い、このチームならサッカーができる。フィジカルコンディションが伴えばだが、最高のプレーができるのではないか。こうしたチャンスを与えてくれたJFAに感謝したい。負けるようなことがあったら素直に対戦相手にすばらしいプレーだとたたえられるようにしたい。選手たちにはストレスがかからない状況を作っていきたい」
質問「この大会は監督にとってもチャレンジだと思うが、どのようなものにしたいか、監督の夢を聞きたい」 監督「私に課せられたノルマはワールドカップへ行き日本サッカー界を成長させること。夢に関しては選手には具体的な目標を掲げるつもりもない。あまり相手のことを気にせず自分たちのサッカーをできるよう最善の努力をして、できるだけ前に進んでいこう、相手のことを考えずに勝利していこうと伝えていきたい。チーム全体が臆することなくワールドカップを戦っていければ。選手たちには基本コンセプトはすでに浸透していると思っている。最高の状態でブラジルに入り試合に臨むのが大切。この4年間でいい戦いができなかったときは、コンディションに問題があった。だが、このチームのポテンシャルには最大の信頼をもっている。チームに私が求めるサッカーは、それを達成するためにはフィジカルコンディションが左右される。そこをしっかり整えていきたい」