【高校野球】和歌山大会でいきなり強豪対決 センバツ出場の田辺が因縁の市和歌山戦 組み合わせ抽選会
第106回全国高校野球選手権和歌山大会の組み合わせ抽選会が21日、和歌山市内で行われ、今春21世紀枠でセンバツ出場の田辺は、いきなり春夏14度の甲子園出場を誇る昨夏王者・市和歌山とぶつかる。14日の2回戦で対戦。くじを引いた田辺の「3番・三塁」、山本結翔主将(3年)は「夏も市和歌山とやりたかった。狙い通り」と自信を見せた。 因縁の相手だ。昨秋の県大会準々決勝では9―2のコールドで撃破。勢いそのままに春切符をつかんだ。しかし、今春は準々決勝でタイブレークの末、3―6で敗戦。山本主将は「(田辺に勝った)市和歌山に泣いている選手もいた。『打倒田辺』で練習してきたんだな」と今夏のシード権を譲った一戦を悔しそうに振り返った。 ノーシードからの“リベンジ返し”へ。「次はうちが『打倒市和歌山』を目指します」と力を込めた。(南部 俊太)
報知新聞社