ジャルジャル・福徳の恋愛小説が映画化 主演は萩原利久、ヒロインは河合優実! 2025年4月公開
ジャルジャル・福徳秀介の恋愛小説を、主演に萩原利久、ヒロインに河合優実を迎え映画化した『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』が、2025年4月に全国公開されることが決定。併せてティザービジュアルが解禁された。 【写真】爽やかなホワイトコーデでイベント登場した萩原利久 監督は映画『勝手にふるえてろ』(2017)、『私をくいとめて』(2020)、『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(NHK/2023)などを手がける大九明子。個性的かつリアリティーあふれる女性主人公を描くことが多かった監督が、恋愛作品としては初の男性主人公の物語に挑戦した。 主人公のさえない大学生・小西徹を演じるのは萩原利久。大九監督作品には、『想ひそめし』(メーテレ/2015)、『美人が婚活してみたら』(2018)に続き、3作目の出演となる。 小西が恋に落ちるヒロイン・桜田花には河合優実。お団子頭が印象的なりんとした花を演じる。『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』以来、2度目の大九監督作品出演で、萩原とは初共演となる。 撮影は4月6~28日に関西を中心に行われ、原作者・福徳の出身校である関西大学が撮影に全面協力。原作の世界観そのままに、小西のリアルな日常を映し出すことに一役買っている。関西大学構内で撮影したティザービジュアルは、青空の下、出会う前の小西と桜田を切り取っている。 今回の発表に際して、萩原は「世の中で見たら小西たちがやっていることはすごく小さなテリトリーの中での話で全員が共感できるものでないかもしれません。ただ共感できない人も小西たちの世界をちょっと覗くような感覚で見てもらえたら楽しんでいただけると思います」とコメント、河合は「人を想うというシンプルなことを、それぞれの立場でひねくれながら、それでも大切にわかろうとしているような人たちのお話でした。そして映画を作る私たちも登場人物たちと一緒になって、大切なことを大切にわかろうとしていた現場だったような気がします」と振り返った。 大九は「“セレンディピティ”と呼びたくなる面白い偶然がいくつも重なり合って完成した本作。映画館の暗がりにて、皆さんをお待ちしております」と期待を寄せ、福徳は「最高の映画でした。それはそれは最高の映画でした。〈最高の映画〉なんて安易な言い方ですが、本当に最高の映画です」と絶賛した。 映画『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』は、2025年4月全国公開。 ※キャスト・監督・原作者コメント全文は以下の通り。