平尾台で警察犬と山岳捜索・救助訓練
九州朝日放送
秋の行楽シーズンを迎え登山者の増加が予想される北九州市の平尾台で、警察犬を使った山岳救助訓練が行われました。 訓練に参加したのは小倉南警察署の署員およそ30人と、警察犬のラガー号です。訓練は、平尾台で登山中に滑り、意識を失った30代男性を救助する想定で行われました。 最初に警察犬に男性のにおいを嗅がせ、嗅覚を頼りに捜索し、背丈の高い草むらの中から男性を見つけ出すことができました。 小倉南警察署地域第一課・松村俊一課長は「登山道から外れた場所とか崖の近く雨とかでぬかるんだ所は滑落の危険性があるので十分気をつけていただきたい」と話します。 警察によりますと小倉南警察署管内でのことし10月末までの遭難者は3人です。 警察はルールを守って安全にハイキングを楽しむよう呼びかけています。
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