サッカーJ2・大分トリニータの設立30周年を祝う記念試合…西川周作選手や吉田孝行監督らプレー
サッカーJ2・大分トリニータの設立30周年を祝う記念試合が22日、大分市のレゾナックドーム大分で開かれた。元日本代表のGK西川周作選手や、J1・ヴィッセル神戸をリーグ連覇に導いた吉田孝行監督ら計約50人のクラブOBらが2チームに分かれてプレーし、約7000人のサポーターらを沸かせた。 【写真】熱戦を繰り広げるトリニータの元選手たち
1999~2001年に監督を務めた石崎信弘さんと、05、10年に監督を務めるなどした皇甫官さんが両チームを指揮した。後半には、皇甫さん自らペナルティーキックのキッカーとなり、やり直しの末に3度目でゴールを決める場面もあり、サポーターからは温かい歓声や拍手、時には笑いが起こった。
西川選手は試合後、「自分の家に帰ってきた感覚で、サポーターにたくさんの愛をもらえてうれしかった」と語った。
25年前から応援しているという、大分市の会社員(57)は「選手だけでなく昔なじみのサポーターとも会え、同窓会のようだった。これからもチームが存続し、応援し続けられればうれしい」と話していた。