5人と4団体を表彰 安房地区老人クラブ大会に120人 館山(千葉県)
安房地区老人クラブ連合会(鈴木助市会長、104クラブ、会員数3646人)による第23回安房地区老人クラブ大会が、館山市の南総文化ホールで行われた。4市町の老人クラブから120人が参集し、活動功労者らが表彰された。 式典では、鈴木会長が「『のばそう!健康寿命、担おう!地域づくりを』をテーマに、今後も各種活動に積極的に取り組み、長寿を喜び合える地域づくりに取り組んでいただきたい」とあいさつ。活動推進の指針となる大会宣言が採択された。 活動功労者5人と、優良老人クラブ4団体への表彰もあり、受賞者を代表して鴨川市の小島勤さんが「少子高齢化が進行する現在、老人クラブが社会へ果たす役割はますます重要となってきており、自身の健康に心掛け、自らのできることを社会へ還元することを忘れてはならない」と謝辞を述べた。 式典後には、千葉南部災害支援センターの加納基成センター長を講師に招き、「自助共助の重要性と災害への備え」をテーマにリーダー研修会を開催。今年の台風13号による大雨被害が甚大だった茂原市や鴨川市などの被災状況を説明し、災害が年々増加傾向にあることや、自助共助の重要性を訴えた。 表彰された個人、クラブは次のとおり。=敬称略 ▽活動功労者=鈴木啓子(館山)酒井静江(南房総)大山操(同)大胡日出生(鋸南)小島勤(鴨川) ▽優良老人クラブ=八幡第三壮心会(館山)上瀬戸老人クラブ(南房総)本郷浜浜友会(鋸南)夕映会(鴨川)