【パリ五輪卓球】南米初の準決勝進出。ハンマー級のドライブを放つカルデラノ、圧勝で張禹珍を下す
男子シングルスのベスト8の8人が4大陸に分かれた
<男子シングルス準々決勝> カルデラノ(ブラジル) 11-4、11-7、11-5、11-6 張禹珍(韓国) 世界ランキング6位のカルデラノ(ブラジル)が日本の戸上を下して勝ち上がってきた張禹珍(ジャン・ウジン/韓国)を全く寄せ付けず、30分足らずのストレート勝ちで準決勝進出を決めた。 試合の出足から繊細なタッチの台上ストップからバックハンドドライブを放ったカルデラノ。ラリー戦になればハンマー級のフォアドライブを打ち込み、予想外とも言える完勝だった。 アメリカ大陸からの五輪準決勝進出は初めて。 男子シングルス準々決勝に進んだ8人は、樊振東(中国)、張本智和(日本)、張禹珍(韓国)、林昀儒(チャイニーズタイペイ)のアジア、アサール(エジプト)のアフリカ、カルデラノの南米、そしてモーレゴード(スウェーデン)とF.ルブラン(フランス)と4大陸に分かれている。 卓球というスポーツがいかにワールドワイドなスポーツ化を示している。