けん玉女王の今田美桜

　今田美桜（27）が放送中の主演ドラマ「花咲舞が黙ってない」（日本テレビ系）の撮影現場で、休憩時間に共演者やゲスト出演する俳優らとけん玉を楽しんでいる。その腕前はかなりのもので、大みそか恒例企画への〝出場〟を期待する声が上がっている。 【写真】8年前の橋本環奈　ヒザ上40センチの大ジャンプ！ 　キッカケは花咲舞の上司・相馬健役を演じている山本耕史が特技のけん玉でスゴ技を披露したことから、現場でけん玉ブームとなり、今田もどハマりしている。 　制作関係者は「今田さんは山本さんにアドバイスをもらいながら日々成長し、山本さんが横につながった『10連けん玉』を成功させた時には悲鳴のような歓声を上げていました。今田さんも撮影の合間に練習を重ね、『10連けん玉』をやり遂げました。山本さんやスタッフからは拍手喝采で、今田さんは大喜びしていました。今や〝けん玉女王〟として君臨しています」と明かす。 　2014年、15年に放送された「花咲舞――」シリーズ1、2は杏が主演し、ヒットドラマとなった。今回、引き継いだ今田には当初から相当なプレッシャーがあったが、けん玉が大きな助けとなったと言っても過言ではない。 「共演者はもちろん、ゲスト組ともけん玉でコミュニケーションを取り、けん玉でひと勝負してから撮影に臨んでいます。そのかいあって、いい緊張感の中にも笑いの絶えない現場となっています」（同） 　けん玉がきっかけで今では座長として自信にあふれる姿を見せるようになった今田の姿に最も注目しているのはNHKかもしれない。 　今田は2025年度前期の連続テレビ小説「あんぱん」でヒロインを務めることが決まっている。「アンパンマン」を生み出したやなせたかしさんと小松暢さん夫妻をテーマにした作品だ。「朝ドラの〝お披露目〟の意味も含めて、今年の紅白歌合戦に今田が出ることは濃厚です」（芸能関係者） 　現時点で紅白司会の有力候補として名前が挙がっているのは、今年度後期の朝ドラ「おむすび」主演で、選ばれれば3年連続となる橋本環奈、現在放送中の朝ドラ「虎に翼」のヒロイン・伊藤沙莉らだ。「今のところ今田が司会という可能性は低そうですが、審査員など何らかの形で出演するでしょう」（同） 　どういう形で紅白に出演するにしろ、今田は他にも〝大役〟を任されそうだ。紅白名物となっている歌手・三山ひろしによるけん玉企画だ。歌いながら「連続してけん玉をキャッチした人の最も長い列」のギネス世界記録を達成するというもの。3年連続で成功していたが、昨年はまさかの失敗に終わった。 「けん玉企画は視聴率も良く、今年も行われることは確実です。そこに今田に出てもらおう、と期待する声が関係各所から上がっています。今年は失敗できませんし、見事な腕前の今田の力が必要なのです」（同） 　今田がけん玉企画の目玉となるか。