フジコ・ヘミングさん、絵画でも才能を発揮 銀座で開催中の絵画展を取材
日テレNEWS NNN
4月21日に92歳で亡くなった世界的ピアニストのフジコ・ヘミングさん。クラシック界で異例のヒットを記録したアルバム『奇蹟のカンパネラ』など音楽活動が知られていますが、画家だった父親の影響で幼少の頃から趣味で絵を描いていたといいます。 【画像】亡くなったことが発表されたフジコ・ヘミングさん
都内で現在開催されている『フジコ・ヘミング絵画展』(5日まで開催)には、フジコ・ヘミングさんの絵画を一目見ようと多くのギャラリーが訪れていました。絵画展では、フジコさんの幼少期の思い出や家族とのエピソードを表した作品をはじめ、愛護活動も行っていたというネコをモチーフにした作品など、33点が展示されています。 絵画展に訪れた60代の人は「かわいらしい感じの方ですよね。それがすごく絵の方にも表れていて、自分の好きなものが出ている。ネコちゃんとか柔らかい感じが出ているなと思いました」と絵画の感想を明かしました。 また、2023年11月の中止になったコンサートに行く予定だったという70代のファンは、「絵の色とか構図とか、好きな絵です。コンサートを生で聴くことはできなかったんですけど、(絵を見て)フジコさんの心に触れたような気がして、ご供養になればと思いました」とフジコ・ヘミングさんをしのびました。