四万十市の施設でプロジェクターなど約634万円相当の盗難被害が発覚【高知】
RKC高知放送
四万十市は11月1日、避難所としている市の施設からプロジェクターなど約634万円相当が盗まれたと発表しました。 被害があったのは高知県四万十市下田にある旧中医学研究所で、市の指定避難所です。 市によりますと10月17日、職員が施設を訪れた際に1階の窓ガラスが割れているのに気がつきました。 また、1階の部屋に保管していた資材の位置が変わり、外箱が破られていたため、確認したところ在庫数が合わず盗難被害が発覚したということです。 盗まれたのは保管していた1台100万円以上する液晶プロジェクターやディスプレイ、スピーカーなどで被害総額は約634万円に上っています。 旧中医学研究所は四万十市が大学を誘致していた場所で2022年11月、誘致を断念してからは工事に必要だった資材を1階の部屋で保管していました。 施設は市の避難所で今年8月に3日間、避難所を開設しましたが、その際には何も気がつかなかったということです。 市は10月24日中村警察署へ被害届を提出。 四万十市の中平正宏市長は「この度の盗難被害は大変遺憾。今後は警察の捜査に全面的に協力するとともに防犯体制の強化を図っていく」とコメントしています。