経済アナリストの森永康平氏インスタグラム（＠kohei_morinaga）から

　経済アナリストの森永康平氏が、23日放送のニッポン放送「垣花正　あなたとハッピー！」に出演。「選挙に行った方がいい理由」について話した。 　この日は自身の父で同じく経済アナリストの森永卓郎氏は自宅からリモート出演。番組では20日と21日に行われた世論調査で、次期衆院選後の政権交代を期待が52・8パーセントで、自民党中心政権の継続を期待する40・1パーセントを上回ったことを紹介。パーソナリティーを務めるフリーアナウンサー・垣花正から「なんだかんだ言いながら自民党政権の支持っていうのは高いのかな、岸田さんを支持するかどうかは別にしてねと思っていたんですが政権交代期待が52パーセント以上あるんですね」と声が上がった。 　これに対し、森永氏は「ただこのアンケートの中身をちゃんと全部見ていくとやっぱり日本人って政治に興味がないのかなっていうことと、それが基本的に選挙とか政治がうまく回らない理由の一つなのかなと思うのが、岸田さんを支持しますか？という話でいうと26.9パーセントが支持すると。上がってますよね」とした上で、「前回アメリカで演説したときに拍手喝采だったみたいなのがあって、ああいうの見ると日本人ってそれだけで支持するからどうせ支持率回復するだろと思ったら案の定回復したと」「何で支持するんですか？っていうのを聞いてみると、一番多い回答でかつ過半数を超えているのは他にいい人がいないからっていうある意味消極的支持なんですよね」とコメント。 　さらに、「自民党って今すごい議席もってますけど、実際支持している人って25パーセントくらい。これって僕ら選挙に行った方が本当にいいなって思うんですけどそれはなぜかっていうと、今国政の選挙で投票率だいたい5割って言われているじゃないですか」「国政の5割で例えばそのうちの半分の人が自民党を支持してますっていうと全体の支持率がまさにこのアンケート通りなんですよ。みんなが選挙に行かない、半分の人が選挙に行かないっていう世界を作ってしまうと、つまり4人に1人の支持さえ取っちゃえばこの国は動かせる。やはり不満があったりするんだったらまずは選挙に行かないと行けないし、行かないからこそ好き放題やられてしまう」と話した。