製薬会社が福祉サービスカーを寄贈 那須烏山市の社会福祉法人に 栃木県内で5台目 全国で283台に
とちぎテレビ
介護が必要な人や体が不自由な人の移動に役立ててもらおうと製薬会社が13日、那須烏山市の社会福祉法人に福祉車両を贈りました。 宇都宮市にも工場がある中外製薬では、創業60周年を記念して1985年から全国各地でデイサービスなどの在宅福祉サービスに活用してもらう福祉車両を贈る活動を続けています。 13日は中外製薬の茨城・栃木支店の中川了一支店長らが那須烏山市の社会福祉法人「大和久福祉会」を訪れ、池尻昭一理事長にゴールドキーを手渡しました。 贈られた福祉車両はワゴンタイプで、座席には手すりがついているほか、リフトで車いすを載せることができます。 大和久福祉会では車いすの利用者も増えていて外出や移動がしやすくなることで地域の自然のうつろいを感じたり、質の高い生活を送ることができると話しています。 中外製薬 中川了一茨城・栃木支店長「私たちのミッションは世界の医療と人々の健康に貢献することだがそれ以外にも福祉にも力を入れている。少しでも生活の質が上がり、いろいろと前向きに取り組んでいただければ我々も非常に嬉しい」 大和久福祉会 池尻 昭一理事長「こうした福祉車両で移動ができれば医療機関の受診やさまざまな場面で活用の幅が広がる」 中外製薬から県内の施設などへの車の寄贈はこれで5台目となり、全国では283台が贈られています。
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