“1億ユーロ”ものオファーは拒否されていた? ACミラン、マンUはミリンコビッチ・サビッチの獲得に動いていた
昨夏にサウジに移籍
昨夏にラツィオからサウジアラビアのアル・ヒラルへの移籍を果たしたMFセルゲイ・ミリンコビッチ・サビッチ。今季は公式戦22試合に出場し、9ゴール5アシストをここまではマークしている。 4000万ユーロほどでアル・ヒラルへの移籍を果たした同選手だが、元ラツィオのスポーツディレクターのイグリ・ターレ氏はマンチェスター・ユナイテッドやACミランが獲得に動いており、1億ユーロほどのオファーがきていたことを明かした。 「ミリンコビッチ・サビッチについては、フリーエージェントとして彼を失いたくないことや、彼が残留を望んでいなかったという考えなど、事実とは異なることが多く語られてきた」 「唯一真実なのは、クラウディオ・ロティート会長が、ミランとマンチェスター・ユナイテッドからの1億ユーロ以上の非常に重要なオファーを拒否したということだ。ロティートは強力なチームを維持し、監督との約束を守りたかったので、売却が成立しなかった理由には触れたくない」(英『THE Sun』より) 昨夏にユナイテッドとミランは超高額な移籍金でミリンコビッチ・サビッチの獲得に動いていたが、ロティート会長によってこれは拒否されたようだ。そしてラツィオはミリンコビッチ・サビッチの代役として日本代表MF鎌田大地を獲得した。ここまでは今季公式戦22試合に出場し1ゴール1アシストとなっており、プレイ時間も1046分のみと少し苦戦気味だ。 伊『Il Messaggero』によると、ミリンコビッチ・サビッチはラツィオの元チームメイトにクラブに戻りたいと語ったようであり、もしかしたら近い将来ヨーロッパに戻ってくることもあるかもしれない。
構成/ザ・ワールド編集部