「藤井聡太」5歳の逸話 「子どもの来るところじゃない」と言われ…“嘆き”に学ぶ一流の思考とは
部下との面談が上手くいかないマネージャーが試したアイデア
ある大手のお菓子メーカーのマネージャーさん、部下との面談で、部下がなかなか心を開いて話をしてくれないことに悩んでいました。 何か、「場の空気が和なごむ話題」はないかと考え、こんな質問を思いつきます。 「ウチの会社のお菓子で、何が一番好きか?」 試しに聞いてみると、部下たちは「そんなこと、聞かれたのは初めてです」と大喜び。 どの部下も嬉々として「自分が好きなお菓子」について熱く語ります。おかげで面談はすっかりリラックスムードになり、部下たちの悩みや将来の希望、仕事のアイデアなどを、スムーズに聞き出すことができるようになったそうです。 塙さんの例と同じですね。人は、「大好きなもの」について語るときは、饒舌にもなるのです。 「好きこそ物の上手なれ」。 人は誰でも「大好きなこと」ほど力を発揮できます。自分の得意分野で勝負することが、成功するための最短コースです。 (ポイント)自分の天職である「大好き」を早く見つけよう *** この記事の後編では、引き続き『一流は何を考えているのか』(Gakken)より、パナソニック創業者「松下幸之助」が15歳のときについた“ウソ”について、エピソードを交えご紹介する。
【著者の紹介】 西沢泰生(にしざわ・やすお) 『アタック25』『クイズタイムショック』などのクイズ番組で優勝を重ねてきた博識王。『第10回アメリカ横断ウルトラクイズ』ではニューヨークまで進み準優勝を果たした。著作に『壁を越えられないときに教えてくれる一流の人のすごい考え方』(アスコム)など。同著は大谷翔平選手がプロ入りして最初のキャンプに1冊だけ合宿所に持ち込んだ本として話題になった。 デイリー新潮編集部
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