〔東京株式〕下げ幅縮小=底堅さ見て買い(20日後場寄り付き)
(後場寄り)後場の日経平均株価は前日比201円81銭安の3万8368円95銭で始まった。前場に底堅さが見られたことなどから昼休み中に先物に買いが入り、日経平均株価も下げ幅を縮めている。 (前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比246円66銭安の3万8324円10銭、東証株価指数(TOPIX)は19.08ポイント安の2709.56と、ともに反落した。新たな買い材料が見当たらない中、利益確定売りや戻り待ちの売りに上値を抑えられる銘柄が多かった。 66%の銘柄が値下がりし、30%が値上がりした。出来高は6億2542万株、売買代金は1兆5030億円。 業種別株価指数(33業種)は証券・商品先物取引業、不動産業、非鉄金属、電気・ガス業などが下落した。上昇は鉱業、医薬品など。 【スタンダード】スタンダードTOP20は大幅高。出来高2億5068万株。 【グロース】グロース250とグロースCoreは反発。 (10時11分)日経平均株価は朝に比べて下げ幅を広げている。寄り後、押し目買いなども入っていったん下げ幅を縮めたが買いは続かず、再び売りに押されている。「欧州の政治の不安定化や財政悪化が日本経済に与える影響はそれほど大きくないと思う」(大手証券)とされるが、海外勢不在で個人中心の相場となっており、「(欧州情勢が)材料にされやすい」(大手証券)という。プライム市場の売買代金は今年2番目の薄商いだった前日のペースを下回って推移している。 (寄り付き)日経平均株価は前日比160円44銭安の3万8410円32銭と反落して始まった。相場全体を押し上げる材料が見当たらない中、利益確定売りなどが先行している。