災害時の「水」「トイレ」「食品」はどれくらい必要? 備えておくべき防災備蓄品を調査! 断水時の「簡易トイレ」の作り方も
これで、ゴミ回収ができるようになるまでベランダなどに保管すればOK。1週間でトイレに行く回数は、1人50回程度のため、4人家族の場合、2週間で400回分の簡易トイレセットを備える必要があります。トイレットペーパーや生理用品のストックもお忘れなく。
「食品」は食べ慣れたものを“ローリングストック”
三番目に大事なのは「食品」の備えです。防災ママかきつばたメンバーの原田友紀さんは、1階と2階の分散収納で、親子4人で2週間分の食品を備蓄しています。中には、どて煮のレトルトなどもありました。 (防災ママかきつばた・原田友紀さん) 「防災食ではなく、普通に売っているレトルトのどて煮。食べ慣れたものを食べていきたい」 原田さんは、古いものから消費し、新しいものを買い足す“ローリングストック”を実践。食品が入ったケースのフタには、賞味期限が書かれたマスキングテープが貼ってあり、各食品の賞味期限が一目瞭然です。期限が近くなった食品は、フタのテープをはがし、食品に貼ります。これを1階へもっていき食べるだけ。補充したら、またここに書いて貼っておけばOK!
食品以外に、カセットコンロやカセットボンベなども必要。カセットボンベは、2週間で1人12本あると安心です。さらに、アルミホイル、まな板シート、耐熱のポリ袋などアウトドアで使えるキッチングッズもあると便利!特に耐熱用のポリ袋があると、災害時に役立つ「パッククッキング」ができます。
1週間分のペットフードやトイレ用品の準備を!
また、備えておくべきペット用の防災グッズは、ペットの生存、健康に関わるものが最優先。薬、トイレ用品、ペットフードや水(5~7日分)、食器、キャリーバック、首輪やリード(伸びないもの)などを準備しておきたいところです。 すぐに備えるのは難しいかもしれませんが、計画的に準備してみてはいかがでしょうか。