【裏金疑惑】豊田真由子さん『役人経験』から懸念「12月は予算追い込み時期...国民のための政策作る佳境のときに政権揺らぐのが役人としてはすごく困る」
自民党ダメでも政権交代しない 日本の現状は「堕落した民主主義」
――でも国民の中には、安倍政権時代にあったこと、例えば『統一教会との問題』『アベノミクスという経済対策』、今の不景気とかを考えると、そこへ不満を持っている国民の声があるのも確かですよね? (武田氏)「それは自民党全体への不信ですよね。だから自民党は駄目だってなるんなら、他の政党に、というのが民主主義の国ですが、日本の場合はここが不思議なもので、自民党が駄目でも、野党に交代しない、政権交代が起きない、堕落した民主主義になってるというのが今の日本の現状だと思います」
12月は「予算追い込み時期」内閣経験者を置くしかない
――結局国民は置いてきぼりに見えます。 (REINAさん)「そうなんです。国民の一般的なフィーリングからすると、『誰になっても変わらないんじゃないか』という気持ち、そもそも今回は、人事の問題じゃないですよね。人を変えるだけで何か変わるわけでもないという不安もあります、このタイミングでやるのもなぜ、というのもあります。」 (豊田氏)「元役人として言うと、12月はいわゆる予算の追い込みの時期。さらに今回、医療・介護・障害のトリプル改定といわれる全て作り直す一番大事な時期で、6年に1回のこれが控えていて、12月が一番山なんです。そこで政権側が揺らぐのは、すごく混乱しているのは、役人としてはすごく困る。」 (豊田氏)「(1日2回会見をする)官房長官など、やったことない人がなったら、1からレクをし直すから、とてもじゃないけど霞が関が持たないので、もうこの時期だったら本当に内閣を何回もやったことある人を置くしかないです。」 (2023年12月13日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)