台風で「墓石」がずれてしまいました。修理したほうが良いと思うのですが、墓の修理って高いですよね?
お墓にかかる費用を抑えるポイント
修理時の費用を確保するために、お墓そのものにかかる費用を節約するのも一つの手段です。そこで本項では、お墓にかかる費用を節約するためのポイントを紹介します。なお、お墓を移動させる場合は、100万~300万円ほどの費用がかかり手続きも必要となります。 ■公営霊園を利用する 公営霊園は、税金でまかなわれているため、基本的に同条件の民営霊園よりも安い傾向にあります。そのため、人気が高く自治体によっては倍率が何十倍にもなり、抽選を実施したり厳しい応募資格が設定されたりしています。公営霊園を利用すれば、永代使用料や管理費を大幅に節約することが可能です。 また、指定石材店制度がないため墓石を建てる際は好きな石材業者を選ぶこともできます。価格交渉を行うとさらに墓石代や工事費用を抑えられるでしょう。 なお、公営霊園は墓所が広めに設定されているケースが多く、コンパクトな墓石を予定している人にとっては金額が大きくなってしまう可能性があるので注意が必要です。 そのため、建てたい墓石の規模にあわせて利用する霊園を選ぶようにしましょう。また、都心の一等地にあるような霊園は不動産価値が高いため、公営霊園でも永代使用料が高くなるケースがあります。 ■合祀墓にする 合祀墓とは、複数人のご遺骨をまとめて納骨するタイプのお墓です。通常のお墓を建てる費用の10分の1程度の予算で供養してもらえます。骨つぼからご遺骨を取り出し、複数人のご遺骨とまとめられ永代に渡って祀られる方法です。お墓の費用を抑えたい方は、合祀墓の利用を検討しましょう。
お墓の修理費用は業者によって大きく異なる
お墓の平均購入価格は100万円ほどです。定期的なメンテナンスが必要で修理の費用もかかるため維持費に悩んでいる方もいるでしょう。お墓の修理費用は依頼する業者や修理内容によって大きく異なります。お墓を建てる際の費用を節約したい方は、公営霊園や合祀墓の利用を検討しましょう。 出典 株式会社エイチームライフデザイン ライフドット(Life.) お墓の費用・購入体験の実態調査(2022年) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部