レアルに大型移籍が実現か バイエルンのデイビス獲得を検討
スピードスターの去就にビッグクラブが注目
バイエルン・ミュンヘン所属のカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスについて、今夏レアル・マドリードに移籍する可能性があるとドイツ紙『Sport Bild』が伝えている。 デイビスは、2018-19シーズン中にカナダのバンクーバー・ホワイトキャップスからバイエルンに加入。昨季UEFAチャンピオンズリーグの試合中に大会最速となる時速37.1kmを記録するなど驚異的なスピードを誇るこのレフティーは、まだ23歳ながら既にバイエルンでは不動の左サイドバックとして必要不可欠な存在となっている。しかし2025年6月末で切れる同選手とバイエルンとの契約がまだ更新されていないことから、その去就に注目が集まっていた。 デイビスをめぐって複数のビッグクラブが獲得に興味をしめす中、レアル・マドリードは有力な移籍先候補と目されている。『Sport Bild』によると、バイエルンは今後数カ月以内にデイビスと契約延長に向けた交渉の開始を予定しているものの、デイビス側から年俸の大幅アップが要求された場合には他クラブへの移籍を容認する方向であるという。 また、レアルにはバイエルンにデイビス獲得のための移籍金を支払うだけでなく、現在スペインのアラべスにレンタル移籍中のU-21スペイン代表DFラファ・マリンを譲渡することも検討していて、このプランは守備陣の立て直しを図っているバイエルンの補強方針にも合致すると同紙は伝えている。 間もなく始まるデイビスとバイエルンの交渉の行方次第では、一気に大型移籍が実現する可能性もありそうだ。
構成/ザ・ワールド編集部