2022年5月に亡くなった、ダチョウ倶楽部・上島竜兵さんの妻・上島光さん（52）が10日、エッセーの出版会見に登場。光さんだけが知る、家庭での竜兵さんの人柄について語りました。 【画像】ダチョウ倶楽部が始球式に登場　上島竜兵さんとの思い出に「正直涙出ましたよ」 光さんが書き下ろしたのは、エッセー『竜ちゃんのばかやろう』。“竜ちゃん”と過ごした日々や、光さんが“自分は一体どうするべきだったのか”と葛藤する心の内などが書かれています。 光さんは、出版会見で「上島竜兵という芸人がいたことを、皆さんの心に留めておいてほしい」という思いから、執筆したことを明かしました。

■「“ありがとう”をよく言ってくれる」

2008年頃の上島竜兵さん、上島光さん

お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部として、肥後克広さん・寺門ジモンさんとともに人々を楽しませてきた竜兵さん。光さんとは1994年に結婚しました。 家庭での様子について光さんは、「“ありがとう”という言葉を本当によく言ってくれる人。“ご飯作ってくれてありがとう” “洗濯してくれてありがとう” “掃除してくれてありがとう”とか、常に言ってくれる人でした」と話し、「竜ちゃんが“ありがとう”と言ってくれると、ちょっと恥ずかしいんですね。素直に受け入れられなくて、“ありがとうって言ってくれてありがとう”と言い返すと、竜ちゃんが”ありがとうって言ってくれてありがとうって言ってくれてありがとう”って、ずっと“ありがとう”の繰り返しをして。そんな日常でした」と、竜兵さんとのやり取りを振り返りました。

■竜兵さんの言葉を思い出し「いなくなって本当にさみしい」

さらに、竜兵さんは「常々“ヒーチャン大好き”ってよく言ってくれた」そうで、「私は恥ずかしがり屋なタイプなので、“あ～そうですか”って流す感じで。“私は別にさほどですよ”みたいな感じで流していたんですけど。改めてよく考えたら、自分勝手な人にずっと付き合ってたんだから“私やっぱり竜ちゃんのこと大好きだったんだな”って本当に思います。いなくなって本当にさみしいです」と、現在の心境を語りました。