木村ケルベロスが判定勝ちに「こんなに自分は弱いんだ」と反省。そして「チワワはベルトを獲るまで返上できない」と改めて王座獲得をアピール【RISE175】
「RISE175」(1月14日、東京・後楽園ホール)の第9試合で行われたスーパーライト級(-65kg)戦で木村“ケルベロス”颯太(心将塾)がチャッピー吉沼(TANG TANG FIGHT CLUB)からダウンを奪ったうえで3-0の判定勝ちを収めた。 木村は「DEEP☆KICK」では-65kgのベルトを保持しているのだが、RISEではこれまで-63kgのライト級を主戦場としていた。前日会見では「今年は65kgのベルトを獲る」とスーパーライト級のベルト獲りを目標に掲げ、この日の試合はKO勝ちを目指しての試合だったこともあり、試合後には「こんなに自分は弱いんだと思った」などと反省の弁に終始した。 1R、オーソドックスの構えの木村とサウスポーの吉沼。木村の蹴りに左ストレートの吉沼。吉沼は左ミドル、右フック、左インロー。圧をかける木村。吉沼は蹴り足をつかみパンチ。吉沼は左ミドル、木村は右インロー。木村の右ミドルに左フックを合わせる吉沼。木村の右インローは強烈。吉沼の左ハイはスウェーでかわす木村。吉沼は右ジャブから左ミドル。
2R、吉沼が右ジャブから左ストレート、右アッパーとパンチをまとめる。そして詰めてヒザを狙う。吉沼の左ミドルに木村は右ストレート。木村はワンツー。吉沼も連打を返す。木村の三日月蹴りをキャッチの吉沼。吉沼が前に出て左ストレート、ヒザをボディーに。しかし木村も右ストレートを合わせていく。前に出る吉沼にワンツーの木村。吉沼の圧にやや疲れが見える木村はクリンチ。しかし前に出る吉沼に木村はワンツーの右ストレートを打ち抜きダウンを奪う。 3R、いきなり打ち合いを仕掛ける吉沼。木村も応じ、打ち合いに。木村は右三日月蹴りも吉沼はキャッチしてパンチを返す。互いのパンチが交錯。吉沼の左フックで木村が下がる。しかし木村はコンパクトなワンツー、そして三日月蹴り。それでも前に出る吉沼は右アッパー、左ストレート。前に出る吉沼に木村が右ストレート。吉沼は左ストレート、右アッパー。木村も打ち返すが、吉沼の左フックが木村の顔面をとらえる。最後までパンチを打ち合う中、終了のゴング。 判定は30-28、30-27、30-27の3-0で木村の勝利となったが、その顔に笑顔はなし。
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