時代を超えて愛される北欧のガラス細工などが一堂に!「フィンランドのライフスタイル展」いわき市で8月18日まで
こちらは、鳥をモチーフにしたカラフルなガラスの作品、オイバ・トイッカの「アニュアルバード」。豊かな色彩の中に、繊細なニュアンスがある。年号が刻まれた新作が毎年発表されるため、コレクターズアイテムとしても人気の高い作品だ。
さらに進むと、壁一面カラフルな空間が。「テキスタイル」という、カーテンや洋服になる前の生地だ。
奥には、花をモチーフにした陶器「レリーフ『陶の花』」シリーズが。世界中で愛されるフィンランドのアパレル企業「マリメッコ社」で、30年以上テキスタイルデザイナーをしていた石本 藤雄さんの作品だ。フィンランドのデザイナー・陶芸家であるビルゲル・カイピアイネンにとても刺激を受けたという。陶芸家としても活躍していて、色彩やデザインがかわいらしい陶器や陶板をつくっている。
展覧会の1階にはお土産コーナーがあり、1300点を超えるグッズが揃う。北欧といえばムーミン!ビスケットの味がそれぞれ異なる3種類のムーミン缶に加え、マスキングテープや付箋などの文房具も。
北欧デザインが描かれた展覧会オリジナルのサコッシュや、石本さんがデザインした花が描かれた小皿なども販売されている。
北欧のデザイン大国・フィンランド。「フィンランドのライフスタイル 暮らしを豊かにするデザイン」の展覧会は、曲線の美しさを体感できる作品にたくさん出会える場だ。心がほっこりするような作品たちから刺激を受けて、暮らしを豊かにするヒントを見つけてみたい。いわき市平の「いわきアリオス」の北側にあるいわき市立美術館で、8月18日(日)まで開催している。 Chu!PRESS編集部