みなとみらいの横断歩道を一時閉鎖 11日までの社会実験
横浜市のみなとみらい地区で、市が交差点の横断歩道を一時閉鎖する社会実験を始めています。市は、横断歩道の撤去を視野に検討しています。 閉鎖されているのは、みなとみらい地区にある「けやき通り西交差点」付近の横断歩道で、期間は、今月5日から11日までです。 この近くで、イベントが開催されるなど、横断歩道の利用者が多い時間帯は、首都高速道路に向かう左折待ちの渋滞が発生しやすくなっています。 閉鎖の狙いは、首都高の出入り口で起きる渋滞の緩和と安全性の確保で、歩行者などは、付近の階段かエレベーターでデッキに誘導します。 街の人「上に上がらないといけないとかあれば、封鎖されない方がいい」 「安全第一だと思うのでいいことだと思うが、道を渡るのは単純に不便」 一方、市によりますと、付近のライブ専用施設「ぴあアリーナ」が開館して以降、交差点で3件の交通事故が起きています。 横浜市・山中市長「歩行者の利便性もさることながら、安全性が担保できないところは市として対応しなければいけない」 市ではこの社会実験をふまえ、横断歩道の撤去を視野に入れ、来年1月をめどに県警と協議するとしています。