神戸GK前川 「自分の幅を広げてまた日本代表に」 30歳で迎えるC大阪戦へ「勝っていいスタートを」
J1神戸のGK前川黛也(30)が12日、C大阪戦(13日・ノエビアスタジアム神戸)に向けた練習後にオンライン取材に応じた。8日に誕生日を迎えたばかりで「30歳を迎えて、勝っていいスタートを切れたら」と30歳初星へ期待を膨らませた。 天皇杯・柏戦を含め、公式戦3試合連続完封勝利と安定した守備がチームを支えている。「C大阪は勝利から遠い状況が続く中で、気合を入れてくると思う。対応して臨まないといけない」と表情を引き締めた。W杯アジア最終予選では日本代表を外れたが「悔しいが、しっかり自分のプレーを継続していつも通りやること。自分の幅を広げて、また代表に選ばれるように頑張りたい」と決意を新たにした。 MF扇原貴宏(32)は、古巣との対戦に「育ったクラブなので思い入れはあるが、それは関係なく、手ごわい相手なのでチームのためにやれれば」と気合を込めた。リーグ戦残り9試合を見据え「チーム全員が優勝したい気持ちを出していくこと。優勝するとしないでは雲泥の差。2、3位では評価されない。首位と勝ち点3差まで来たので。自分たちは1試合1試合やるだけ」と話した。