支離滅裂な政府・日銀の「一時しのぎ」を見透かした投機マネーの気になる動き【金子勝の「天下の逆襲」】
完全に道筋つかない論理破綻(閣議の岸田首相=左)、日銀は格好の攻撃対象に…(植田和男日銀総裁)/(C)共同通信社
【金子勝の「天下の逆襲」】 日銀の金融緩和政策が危うくなっている。 10月31日の金融政策決定会合では、上限金利を「1%」から「1%をめど」に見直したが、これは投機マネーの攻撃を肩透かしするための一時しのぎの戦略に過ぎない。 前任の黒田日銀は、ゼロ金利を守...
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