このまま“出番なし”に…?広島、今季1軍出場ゼロの選手(5)かつては"ほぼ1軍"も…?
シーズン終盤を迎えている2024年のプロ野球。今シーズンも主力の故障や不調など、様々な要因で選手の入れ替えが行われ、多くの選手が一軍の舞台を経験している。一方で、開幕から二軍暮らしが続き、一軍未出場の選手も少なくない。ここでは、ここまで一軍出場がない広島東洋カープの選手を紹介したい。(※今季成績は9月7日時点)
磯村嘉孝
・投打:右投右打 ・身長/体重:178cm/91kg ・生年月日:1992年11月1日 ・経歴:中京大中京高 ・ドラフト:2010年ドラフト5位 第3捕手としてチームを支えてきた磯村嘉孝。プロ14年目の今季は、開幕から故障で出遅れ、現時点で一軍出場なしと苦しいシーズンを過ごしている。 中京大中京高から2010年ドラフト5位で広島東洋カープに入団。高卒2年目の2012年に一軍デビューを果たしたが、3番手捕手という立場にとどまり、出場機会をなかなか増やせなかった。 高卒9年目となった2019年には打撃が開眼し、代打での起用が増加。同年は自己最多の65試合に出場し、打率.278、4本塁打、21打点の好成績を残した。 しかし、その後は活躍を持続させることができず、昨季は25試合の出場で打率.207に終わった。 今季は上半身のコンディション不良により、開幕二軍スタート。復帰後も一軍では正捕手の坂倉将吾、ベテランの會澤翼、プロ5年目の石原貴規が固定されている状況だ。 ファームでは34試合出場で打率.273、2本塁打とまずまずの数字を残しているが、二軍暮らしが続いている。
ベースボールチャンネル編集部