入札情報をもらし…「良好な関係を気づきたかった」福山市民病院の男性職員が懲戒処分
福山市民病院の男性職員が入札で必要な情報を参加業者に漏らしたとして 停職6カ月の懲戒処分にしたことが明らかになりました。 福山市民病院によるとこの男性職員(51)は、おととし9月市の公共工事の入札で 業者から依頼を受けて工事費の内訳が分かる書類をメールで送信したということです。 この男性職員は公正な入札を妨害したとして業者とともに罰金の略式命令を受けたことから 2日付けで停職6カ月の懲戒処分としました。 病院の聞き取りに対して「良好な関係を気づきたかった」と話していて 他にも3件同様の行為を行い「業務の参考にする」として市の職員から書類を入手したということです。 高倉範尚病院事業管理者は「党員に対する信頼を著しく失墜させるもので職員に対して、 一層の指導・徹底をはかり信頼回復に全力で取り組んでまいります」とコメントしています。 また、この業者に対しては福山市が2月2日から24カ月間、 市発注の建築工事などから指名除外措置をしています。