東証、午前終値は3万8199円 一進一退の展開
14日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は、前日終値を挟んで一進一退の展開となった。朝方に一時300円近く上昇した後、当面の利益を確定するための売り注文に押され、下落に転じる場面もあった。 午前終値は前日終値比19円64銭高の3万8199円10銭。東証株価指数(TOPIX)は1.14ポイント安の2722.94。 外国為替市場で円安ドル高が進行し、業績を押し上げるとの観測から自動車などの輸出関連銘柄を中心に買い注文が先行した。その後は、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ開始時期を見極めるために重要な米経済統計の発表を控え、いったん所有株式を売る動きが出た。