ロイヤルズ移籍のグリエルが古巣ヒューストンで今季初安打 ウィットJr.が球団初快挙も、チームは地区3位転落
○ アストロズ 7-2 ロイヤルズ ● <現地時間9月1日 ミニッツメイド・パーク> カンザスシティ・ロイヤルズがアストロズとの4連戦で被スイープ。前日に加入したユリエスキ・グリエル内野手(40)が今季初安打を記録した。 「7番・指名打者」で9年目の初出場を迎えたグリエルは3点を追う6回表の第3打席、一死一、二塁の好機で元広島のリリーフ右腕テイラー・スコットから中前適時打を記録。2016年から7年間在籍した古巣ヒューストンで今季初安打、初打点を挙げた。 ロイヤルズは再び3点ビハインドの7回表、ボビー・ウィットJr.が30号ソロを放って球団史上初の2年連続30本塁打を達成するも、反撃及ばず敗戦。8月27日にガーディアンズと並んで地区首位に浮上したものの、翌28日から今季初の5連敗。ツインズに地区2位を明け渡し、地区首位ガーディアンズとの差が3.5ゲームに広がった。 キューバ代表としてWBC3大会に出場したグリエルは、2014年途中からDeNAでプレー。その後亡命し、2016年にアストロズでMLBデビュー。2021年にはアメリカン・リーグの首位打者を獲得した。今季はブレーブス3A開幕を迎え、75試合で打率.292、12本塁打、OPS.863を記録。8月31日にロイヤルズへトレード加入していた。
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