県内初の「そよら」に 25年夏イオンリテールがアップルロード店を刷新【長野県飯田市】
イオンリテール(千葉県千葉市)は長野県飯田市鼎一色のイオン飯田アップルロード店を、2025年夏に「そよら飯田アップルロード」にリニューアルすると発表した。「そよら」は若年ファミリーや単身向けの商品、サービスを充実させた同社の新しい都市型ショッピングセンターで、県内での業態転換は初めて。リニューアル第1弾として25日、1階食品フロアを改装オープンした。 同社は2020年から「そよら」を展開している。現在は全国に13店あり、既存店の業態転換を進めている。飯田アップルロード店について、イオンリテール北陸信越カンパニーの広報担当者は「生活や買い物スタイルの変化に合わせたもので、リニア開業を見据え飯田エリアの買い物環境の活性化を図りたい」とする。 改装オープンした食品フロアは売り場面積を1・4倍に拡大。店内製造スペースを設け、魚総菜店、持ち帰りできるピザ店、パン店を新設した。冷凍食品の売り場も1・7倍に広げ、韓国食材やギョーザなど専門店メニューを充実。花や園芸用品コーナーも拡大させ、イートインスペースも併設している。 同店は1995年開業。今後段階的に改装を進め、25年夏のリニューアル完了時に「そよら」へ名称を変更する。長谷川三広店長は「そよらのコンセプトになっているより楽しく、より便利に、皆さんが集う店にしていきたい」と語った。