【ラグビーW杯】イングランドは約75分間リードも勝ちきれず 全得点決めたファレル「信じられないほどチームを誇りに思う」
◇ラグビーワールドカップ2023フランス大会準決勝 南アフリカ16-15イングランド(日本時間22日、サンドニ) 【画像】イングランド代表のジョージ・フォード選手 北半球唯一の優勝経験国があるイングランドは、準決勝で南アフリカと対戦。およそ75分間のリードもかなわず敗戦となりました。 4年前の前回大会では決勝戦で南アフリカに敗れ準優勝となったイングランド。2003年以来の優勝を目指し、この一戦に臨みました。 試合開始直後の前半3分、ペナルティゴールのチャンスを得たイングランドは、キャプテンのオーウェン・ファレル選手が決めて先制。 そのまま勢いに乗ると、計4本のペナルティゴールをすべてファレル選手が決め、12対6でリードしたまま前半を終了。 さらに後半にはドロップゴールも決めたファレル選手。イングランドの15得点すべてをキャプテンのファレル選手が決めました。 ファレル選手は試合後の会見で「すべてが私たちの望む形になりませんでしたが、今日見せたようなパフォーマンスへの準備したものの、南アフリカのような偉大なチームに最終的には力は及びませんでした」と話します。 「しかし、落胆してここに座っていても、これまでの5か月間このグループが一緒にやってきたことに、信じられないほどの誇りを感じています。」と敗戦の悔しさとともにチームへの思いを語ります。 また「試合を通して私たちが見せた戦い、勝てるほどのことをやっていたと思っていたのですが、残念ながら南アフリカはそうは思っていなかったようです。なので、彼らをたたえたいと思います」と南アフリカを祝福しました。 イングランドは、日本時間28日に行われるアルゼンチンとの3位決定戦に挑みます。