「有村さんのお母さんから怒られた」 有村架純の“使用済み台本”の転売トラブル 転売した人物が明かす
“転売しましたね”
台本を収納するために棚まで購入した竹内氏だが、 「『阪急電車』の台本も読んでしまうと、もう手元になくていいかと思って、SNSで欲しい人に呼びかけて譲りました。また、少しでも51万円を回収したい気持ちがあって、SNSやネットオークションに台本を出品したのです」 すると、12月に入ってから青木氏より連絡が。 「“転売しましたね! 問題になってます”というのです。ネットで見つけた誰かが、事務所に知らせたのかもしれません。そして“返金するから、すぐに事務所へ台本を送ってほしい”と。私はすぐに段ボールに詰めて有村さんの事務所に送りました」 それから数日間、竹内氏は不眠に悩まされたという。 「返金はおろか、なんの連絡もない。詐欺ではないかと動悸がしました。ようやく返金されたのは、1週間以上たってからでした」
「お母さんからは怒られた」
さて、当の青木氏に事の次第を尋ねると、 「こんな大事になるとは思わず、魔が差してしまって……」 と、反省しきり。 「お母さんからは“信頼していたのに……”と怒られました。3年ぐらい前に、大掃除で出た不用品を処分してほしいと頼まれ、そのなかに架純さんの台本があった。それを倉庫に保管していました。1年前から私の仕事の流れが止まってしまったので、能登で水道整備のボランティアをしようと思い、その資金のために台本を売ってしまった。そのお金も能登に行く前になくなり、51万円は架純さんの事務所社長に借りて返金しました」
「本人も心を痛めて……」
一方、青木氏に台本を委ねた有村の母は、 「事務所に任せているので、お答えしかねます」 と言うのみ。返金の肩代わりをした事務所は、おおむね事実関係を認めたうえで、 「思わぬ出来事に本人も胸を痛め、弊社としても困惑している状況です。(中略)今後このようなことが起こらないように、より一層管理を徹底し再発防止に努めてまいります」 「週刊新潮」2024年12月26日号 掲載
新潮社