南城市の古謝市長 強制わいせつ容疑で書類送検 元運転手の女性へのセクハラ疑惑
沖縄テレビ
被害の訴えから2年近く、現職市長が書類送検される事態となりました。公用車の元運転手の女性にわいせつな行為をした疑いで警察は5日、南城市の古謝景春市長を書類送検しました。 古謝市長は2022年12月の夜南城市知念を走行していた公用車の車内で当時運転手を務めていた女性の胸を触るなどした強制わいせつの疑いが持たれています。 警察は女性からの被害届を受け古謝市長や関係者から事情を聴くなどして捜査を進め5日午前、書類送検しこの中では起訴を求める厳重処分の意見をつけました。 古謝市長は取材に対し「これまで通り疑惑に関する内容を否認するとともに引き続き無実を証明していく」とコメントしています。 一方、女性の訴えが虚偽告訴罪にあたるとして市長の家族が刑事告発した件についても書類送検しましたが、警察は起訴を求めていません。 書類送検を受け、女性は代理人を通じて「ようやく送検されたのかという思いです。受けた被害に加え、そのあとも加害者からの個人攻撃がなされ今でも外を歩くのが怖いくらいです。このような被害の深刻さを理解してほしいです」とコメントしています。
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